こんにちは、maechap(@maechap15)です。
Python3エンジニア基礎認定試験の資格取得に向けて勉強されている方の参考にと、自身の勉強方法から合格までを、体験記として書きます。
Python3エンジニア基礎認定試験とは
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催する民間資格です。
あくまで基礎力を試す試験ですので、この資格を取得したからと言ってすぐに現場で使えるとは限りません。
ただ、Pythonをはじめとしたプログラミング言語を初めて学習する超初心者の方にとっては、受験勉強=基礎学習となるので、資格取得を目標とすることをオススメします。
試験の概要については以下からご確認ください。
合格する前の私、した後の私
私が勤めている会社では、プログラミングスキル取得の奨励が始まり、それを機に、Python資格「Python3 エンジニア認定基礎試験」を取得しました。
・大学1年生でC言語を少しだけやったことがある
・Excel VBAを多少書くことができる(”マクロ記録”を使って、あとは編集)
・Pythonなにそれ?おいしいの?
・ふーん、便利じゃん
・「え?Pythonで自動化すればええやん」精神
・毎日のルーティン作業を自動化(サーバにSSHログインしてコマンド実行~結果出力)
・今まで工数が多くてできなかったことが、できるようになった
業務効率化のためにツールを作ったり、資格取得を目指している方に教える立場として、非常に役に立っています。
試験合格に向けた勉強方法
”Python3エンジニア基礎認定試験”の出題範囲となる「Pythonチュートリアル 第3版」という教材がありますが、日本語訳が少しわかりにくかったするため、初めに着手するにはオススメしません。
受験勉強をしてみた私がオススメする勉強方法についてご紹介いたします。
- 入門書籍から読んで、実際動かしてみる
- 模擬試験を受ける
- 「Pythonチュートリアル 第3版」を読む
- ググってみる
- 2~4を繰り返す
1. 入門書籍を読んで、実際動かしてみる
継続して学習するために、難易度が易しい入門書から始めてみてはいかがでしょうか?
選ぶポイントとしては、
- 絵が多いこと
- カラフルで見やすいこと
- 解説がついていること
心が折れずに継続することが大事なので、自分に合うものを選んでください。
Amazonで「Python 入門」で調べてみてください。
また、実際に手を動かくすことは非常に大事です。
そのためにはPythonの環境構築をする必要がありますが、いくつか方法があります。
② ブラウザで開発環境を提供しているWebサービスを使う
・paiza.io
・jdoodle Python Online Editor
・Colaboratory(Chromeで開いてください)
③ 無料コンテンツを受講してみる
・diver – DIVE INTO CODE
今後Pythonにどっぷり浸かるのであれば、①オススメします。
Anacondaでの環境構築に時間を要すようだったり、「まずは雰囲気を!」という方には、②もしくは③をオススメします。
2. 模擬試験を受ける
一通りの勉強が済んだら、一度模擬試験を受けてみます。
全問解答後、得点と正誤表が表示されますが、解説が無いので、間違った問題をメモしておきましょう!
3. 「Pythonチュートリアル 第3版」を読む
ここで初めて「Pythonチュートリアル 第3版」を確認します。
書籍版もありますが、オンラインで無料公開されているので、そちらで十分です。
先ほどの模擬試験で間違った問題を、公式サイトで調べます。
4. ググってみる
始めに触れた通り「Pythonチュートリアル 第3版」は、日本語がわかりにくいので、理解を深めるためには、ググる必要があります。
プログラマ向け情報サイト「Qiita」に、多くの方が投稿されているので、そこで調べてみるのが良いです。
5. 2~4を繰り返す
あとはひたすら繰り返すのみです。
本番は正答率:70%で合格なので、90%の正答率を目指せば、ほぼ受かります。
受験当日
受験申込~当日は以下の通りです。
・申込時、自分の都合が良い日時(一年中実施)と受験場所を選ぶ
・受験会場に到着したら、名前を呼ばれるまで待つ
・フロントで名前を呼ばれたら、荷物をロッカーにしまって受験会場へ
・パソコン画面の指示に従い、黙々と解答。
・解答が終わって解答ボタンを押すと、得点と合否判定が画面に表示される
・試験終了後、荷物を持ってフロントまで行き、試験結果表をもらう
・合格証書は後日郵送で自宅に届く
受験した感想
受験勉強自体は1~2週間程度で、試験自体も難易度が易しいように感じました。
受験勉強で得た知識だけでは実用的なツールを作ることは難しいですが、いろいろとキッカケになったので、受験してよかったと感じます。
これから受験する方へ
プログラミングと聞いて、「ハードル高そうだなぁ」と感じる方もいると思いますが、実際やってみると結構簡単だったりもします。
自分が書いたコードが動くのを見て、少しでも感動するようであれば、ぜひ挑戦してみていただきたいです。
この体験記が、少しでも皆様の参考になることを願います。
以上、maechap(@maechap15)でした。それではっ!